“アマゾン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
女書生25.0%
女武士25.0%
娘子軍25.0%
尼川25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そんなにも言語同斷な女書生アマゾンが、この家に移つてからといふものは、一度び門の外へ踏み出したとなると、如何にも立派な家に住んでゐるとばかりな濟し込んだ顏つきに變つて、奇妙にまなこをかすめて
痴日 (旧字旧仮名) / 牧野信一(著)
剣もほろゝにこはばつた女武士アマゾンとか、男を嫌つて唇を噛んだものや、云ひ寄られても袖を惹かれても、何処吹く風と空々し気な女の様子に、というてこれまで夢中となつた験しもないのだが
天狗洞食客記 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
「皆なが、先生を呼んでゐる——私達も出掛けるんですよ、私達の娘子軍アマゾンも……」
ダニューヴの花嫁 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
尼川アマゾンは幾千の谷を横断して流れ、安岳アンデスは幾百の州国を縦貫してそびえている。その地中にはなお天与の富が埋蔵されており、民間に誰が国防の計画を考えるのであろうか。
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)