“じょうしぐん”の漢字の書き方と例文
語句割合
娘子軍100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現に独逸ドイツ娘子軍じょうしぐんは、紐育ニューヨーク市俄古シカゴという如き北米の大都市に遠征して跳梁ちょうりょうを極めており、英国辺でも等しくこの娘子軍の累を受けているが、このわざわいは何時いつまでも外よりのみは来らず
婦人問題解決の急務 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
翌年ひとり芳原よしわら小格子こごうしに遊び、三年を出でざるに、東廓南品、甲駅、板橋、凡そ府内の岡場所おかばしょにして知らざる処なきに至る。二十四歳海外に渡航するや五大洲各国の娘子軍じょうしぐんげきまじへ皆抜羣ばつくんの功あり。
桑中喜語 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
セムシ詩人が森の妖婆の杖みたいなものにすがって玄関から出てくると、外に勢ぞろいの見送りの娘子軍じょうしぐんの中から、あやかさんが
不連続殺人事件 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)