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潜在
ふりがな文庫
“潜在”の読み方と例文
読み方
割合
せんざい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せんざい
(逆引き)
徳川時代の
狂言
(
きょうげん
)
作者は、案外ずるく頭が働いて、観客の意識の底に
潜在
(
せんざい
)
している
微妙
(
びみょう
)
な心理に
媚
(
こ
)
びることが
巧
(
たく
)
みであったのかも知れない。
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
加奈子はいつか、或る人から人間の
潜在
(
せんざい
)
意識に就いて聞いたことがあった。過去に於ける思いがけない記憶までが微細に人間の潜在意識界へは喰い入っている。
春:――二つの連作――
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
なにしろその出生前に、父親の頭の中に
潜在
(
せんざい
)
していた反抗意識が、
影印
(
えいいん
)
しているとすると父親の責任だ。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
潜在(せんざい)の例文をもっと
(4作品)
見る
“潜在”の意味
《名詞》
潜 在(せんざい)
表面に現れないで、隠れて存在すること。
(出典:Wiktionary)
潜
常用漢字
中学
部首:⽔
15画
在
常用漢字
小5
部首:⼟
6画
“潜在”で始まる語句
潜在識
潜在分子
潜在意識
検索の候補
潜在識
潜在分子
潜在意識
“潜在”のふりがなが多い著者
金森徳次郎
新渡戸稲造
谷崎潤一郎
岡本かの子