“農事(しごと)” の例文
吾等(こちとら)の賤(いや)しい生涯(くちすぎ)では、農事(しごと)が多忙(いそが)しくなると朝も暗いうちに起きて、燈火(あかり)を点(つ)けて朝食(あさめし)を済ます。東の空が白々となれば田野(のら)へ出て、一日働くと女の身体は綿のようです。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)