“敷臺”の読み方と例文
新字:敷台
読み方割合
しきだい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「大玄關と來たぜ、へツ、へツ、親分も宜い氣のものだ。敷臺しきだいに隣の赤犬が寢そべつて居るんだが蹴飛ばしても喰ひ付きやしませんか」
とり玄關げんくわん敷臺しきだい掃出はきだしながら如何に相手が青年にさいでも日がない故とぼけるにも餘程ほねをれたはへしかし五十兩の仕業しごとだからアノ位なる狂言きやうげんはせにや成舞なるまひと長庵はひとり微笑みつゝ居たりけり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
若黨わかたうの勇吉は、玄關の敷臺しきだいへ駈け込んで眼を廻してしまひました。