“拳闘”の読み方と例文
読み方割合
けんとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
トビイ・モンクスは、まるで仁王におうのような大男だ。拳闘けんとうで耳がぺちゃんこにつぶれている。鼻も拳闘でぐんと曲がったすごいでこぼこ顔。
柔道と拳闘の転がり試合 (新字新仮名) / 富田常雄(著)
「さあ、拳闘けんとうの第一選手だというんだから、いばらしておくさ」と、ぼくは、ブルなんかなんとも思ってない。すると
小指一本の大試合 (新字新仮名) / 山中峯太郎(著)
拳闘けんとう某氏ぼうしのように責任を感じて丸坊主まるぼうずになったひともいましたが、やはり気恥きはずかしさやひがみもあり張りめた気も一遍いっぺんに折れた、がっかりさで
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)