“頂門”の読み方と例文
読み方割合
ちょうもん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かならずしも私にとって頂門(ちょうもん)の一針(いっしん)というわけのものでも無かったし、また、あなたの大声叱咤(しった)が私の全身を震撼(しんかん)させたというわけでも無かったのです。
風の便り (新字新仮名) / 太宰治(著)
盲(めしい)の悲しさ、刀を持つ術(すべ)は知らないが、鍼を持っては人に後(おく)れを取ろうとも覚えない、今打ったのは、十四経にも禁断の鍼として、固く戒めている頂門(ちょうもん)の死針(しにばり)、どうもがいても助かりようは無い
禁断の死針 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
その反対に今の新人はその基本作因に自信がなく、ぐらついている、というお言葉は、まさに頂門(ちょうもん)の一針(いっしん)にて、的確なものと思いました。自信を、持ちたいと思います。
自信の無さ (新字新仮名) / 太宰治(著)