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冗費
ふりがな文庫
“冗費”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じょうひ
61.5%
じようひ
15.4%
ついえ
7.7%
むだ
7.7%
ものいり
7.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じょうひ
(逆引き)
研究せざれば無用の
冗費
(
じょうひ
)
のみ
累
(
かさ
)
なりて人は
空
(
むな
)
しく金銭を浪費するのみ。主人の中川新式の火鉢とスープ鍋を客の前に
出
(
いだ
)
さしめ
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
冗費(じょうひ)の例文をもっと
(8作品)
見る
じようひ
(逆引き)
即
(
すなは
)
ち
之
(
これ
)
を
實行
(
じつかう
)
せんとすれば
現在
(
げんざい
)
の
國民
(
こくみん
)
の
消費
(
せうひ
)
を
相當
(
さうたう
)
の
程度
(
ていど
)
に
節約
(
せつやく
)
せしむるより
外
(
ほか
)
にないのである。
斯
(
か
)
くして
始
(
はじめ
)
て
冗費
(
じようひ
)
を
節
(
せつ
)
し
無駄
(
むだ
)
を
省
(
はぶ
)
かしむることが
出來
(
でき
)
るのである。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
冗費(じようひ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ついえ
(逆引き)
威勢の悪いこと
夥
(
おびただ
)
しいんです。向島が私に、茶屋でばかり逢うのも
冗費
(
ついえ
)
だから、家へ来いなんて……そうなると、
先方
(
さき
)
の
母親
(
おっか
)
さんが好い顔をしませんや。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
冗費(ついえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
むだ
(逆引き)
何処か以前のお癖がありますから、どうも御身代のお為に悪いそうでございまして、殿様育ちのお癖かお
冗費
(
むだ
)
が立ちだすような事がありますから、商法なすっても思うようには儲けもないが
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
冗費(むだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ものいり
(逆引き)
失ひたる如く只
茫然
(
ばうぜん
)
として居たりけり然ば段々と打ち續きたる
冗費
(
ものいり
)
に今は
家藏
(
いへくら
)
も云に及ばず假令家財雜具迄も
賣拂
(
うりはら
)
へばとて
勿々
(
なか/\
)
借金
(
しやくきん
)
の方に引足ず母子倶々種々に心を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
冗費(ものいり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“冗費”の意味
《名詞》
冗 費(じょうひ)
無益の費用。
(出典:Wiktionary)
冗
常用漢字
中学
部首:⼍
4画
費
常用漢字
小5
部首:⾙
12画
“冗”で始まる語句
冗談
冗
冗戯
冗談半分
冗漫
冗々
冗談口
冗舌
冗官
冗句
検索の候補
費冗
“冗費”のふりがなが多い著者
井上準之助
村井弦斎
井上円了
作者不詳
吉川英治
三遊亭円朝
長塚節
谷崎潤一郎
島崎藤村
北大路魯山人