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ついえ
ふりがな文庫
“ついえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
費
70.4%
費用
7.4%
冗費
3.7%
出費
3.7%
壊
3.7%
失費
3.7%
弊
3.7%
浪費
3.7%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
費
(逆引き)
右は大家の事をいふ、
小家
(
しょうか
)
の貧しきは掘夫をやとふべきも
費
(
ついえ
)
あれば男女をいはず一家雪をほる。
吾
(
わが
)
里にかぎらず雪ふかき処は皆
然
(
しか
)
なり。
雪
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
ついえ(費)の例文をもっと
(19作品)
見る
費用
(逆引き)
酒に
費用
(
ついえ
)
のかかるのが嫌いなのだろうと、自分は推察していた。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ついえ(費用)の例文をもっと
(2作品)
見る
冗費
(逆引き)
威勢の悪いこと
夥
(
おびただ
)
しいんです。向島が私に、茶屋でばかり逢うのも
冗費
(
ついえ
)
だから、家へ来いなんて……そうなると、
先方
(
さき
)
の
母親
(
おっか
)
さんが好い顔をしませんや。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
ついえ(冗費)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
出費
(逆引き)
花束に未練はあっても
出費
(
ついえ
)
を好まぬ温和なる人々は、アルベエル一世公園を貫く車道の両側にて、一脚五法の貸し椅子に納まり、そのうしろにして、
爪立
(
つまだ
)
ちしてなお及ばざるは音楽堂の屋根
ノンシャラン道中記:04 南風吹かば ――モンテ・カルロの巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
ついえ(出費)の例文をもっと
(1作品)
見る
壊
(逆引き)
地を這う蟻の喜悦から、星の
壊
(
ついえ
)
る悲哀まで、無涯の我に反映して無始無終の彼方に還るのではございますまいか。
C先生への手紙
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
ついえ(壊)の例文をもっと
(1作品)
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失費
(逆引き)
どんな面倒な
失費
(
ついえ
)
もよんどころないが、遠い江戸へ縁付けてしまうのに、そんな面倒をかさねるのはお互いにつまらない事であるから
半七捕物帳:37 松茸
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ついえ(失費)の例文をもっと
(1作品)
見る
弊
(逆引き)
葛葉
(
くずは
)
の二関の他は、関所ことごとく開放し、商売往来の
弊
(
ついえ
)
をはぶき、また元亨元年の夏、
大旱
(
だいかん
)
あって地を枯らし、
甸服
(
でんぷく
)
の外百里の間、
赤土
(
せきど
)
のみあって
青苗
(
せいびょう
)
なく、
餓莩
(
がひょう
)
巷に
横仆
(
よこた
)
わり
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ついえ(弊)の例文をもっと
(1作品)
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浪費
(逆引き)
己が
儘
(
まゝ
)
に
掻𢌞
(
かきまは
)
し
我儘
(
わがまゝ
)
氣儘
(
きまゝ
)
に
振舞
(
ふるまひ
)
居
(
ゐ
)
たりしが何時しか町内廻りの
髮結
(
かみゆひ
)
清三郎と
密通
(
みつつう
)
をなし
内外
(
うちそと
)
の目を忍びて物見遊山に
浪費
(
ついえ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ついえ(浪費)の例文をもっと
(1作品)
見る
“ついえ”の意味
《名詞》
費用。出費。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
ものいり
つぶ
つか
つひえ
やぶ
つい
ひよう
じようひ
くず
くだ