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餓莩
ふりがな文庫
“餓莩”の読み方と例文
読み方
割合
がひょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がひょう
(逆引き)
こうして合戦が長びくにつれて国内の
飢餓
(
うえ
)
は日一日と、益〻暴威を
逞
(
たくま
)
しゅうし、とうとう町々辻々に
餓莩
(
がひょう
)
横仆
(
よこた
)
わる有様となった。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
古代にあっては下級民に余れる資産なく、多数は所謂その日暮らしであって、一旦飢饉でもあると、
餓莩
(
がひょう
)
たちまち路に横たわるというのが普通であった。
特殊部落と細民部落・密集部落
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
特に八年は窮乏の絶頂で日本全土の人間が
菜色
(
さいいろ
)
になったと言っても宜い有様、江戸から東北へかけて、文字通り
餓莩
(
がひょう
)
野
(
の
)
に
横
(
よこた
)
わるという悲惨な日が続きました。
黄金を浴びる女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
餓莩(がひょう)の例文をもっと
(8作品)
見る
餓
常用漢字
中学
部首:⾷
15画
莩
部首:⾋
10画
“餓”で始まる語句
餓
餓鬼
餓死
餓狼
餓鬼大将
餓鬼道
餓鬼草紙
餓虎
餓鬼奴等
餓鬼大將
“餓莩”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
国枝史郎
喜田貞吉
神西清
野村胡堂