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餓虎
ふりがな文庫
“餓虎”の読み方と例文
読み方
割合
がこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がこ
(逆引き)
国宝の玉蟲の
厨子
(
ずし
)
の画に、修業者が
修道
(
しゅうどう
)
のために、進んで自分の肉身を
餓虎
(
がこ
)
に捧げんとする様が画いてあるが、母性愛というものは、子の幸福のために肉身を捧げることを
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
気が
急
(
せ
)
かれます故、新兵衞は
突然
(
いきなり
)
一分銀
(
いちぶぎん
)
を一掴みパラ/\と
撒付
(
まきつ
)
けますと、それ金が降って来たと、
餓虎
(
がこ
)
の肉を争う如く金を拾わんと争う間を駈抜けて文治の前へまいりまして
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
いわゆる
餓虎
(
がこ
)
の肉を争うが如く、遠慮もお辞儀もなしに
貪
(
むさぼ
)
り食らった
祟
(
たた
)
りが忽ちにあらわれ来たったものと知られたが、軍医部は少し離れているので、薬をもらいに行くことも出来ない。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
餓虎(がこ)の例文をもっと
(4作品)
見る
餓
常用漢字
中学
部首:⾷
15画
虎
常用漢字
中学
部首:⾌
8画
“餓虎”で始まる語句
餓虎餓狼
検索の候補
餓虎餓狼
“餓虎”のふりがなが多い著者
金森徳次郎
三遊亭円朝
吉川英治
岡本綺堂