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餓狼
ふりがな文庫
“餓狼”の読み方と例文
読み方
割合
がろう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がろう
(逆引き)
けれど、どこかに、
餓狼
(
がろう
)
の風貌がある。薄く巻き上がっている腹の中へ、いつ鶏や兎を
貪
(
むさぼ
)
り入れようとするか知れたものではない。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そう呟きながらも、まだ、
餓狼
(
がろう
)
のような、
猛悪
(
もうあく
)
な構えは、止めなかった。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
それまで唖のように眼を光らしていた男たちは、おおという声とともに、兇悪な
餓狼
(
がろう
)
となって、範宴と性善坊を輪のなかにつつみ、八方から、躍りかかった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
餓狼(がろう)の例文をもっと
(9作品)
見る
餓
常用漢字
中学
部首:⾷
15画
狼
漢検準1級
部首:⽝
10画
“餓”で始まる語句
餓
餓鬼
餓死
餓鬼大将
餓莩
餓鬼道
餓鬼草紙
餓虎
餓鬼奴等
餓鬼大將
検索の候補
餓虎餓狼
“餓狼”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
吉川英治