“失費”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しつぴ50.0%
ついえ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まつには屈強くつきやう腰掛こしかけなりと心中に點頭うなづきこれよりはべつして萬事に氣をつけ何事も失費しつぴなき樣にしていさゝかでも利分を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
どんな面倒な失費ついえもよんどころないが、遠い江戸へ縁付けてしまうのに、そんな面倒をかさねるのはお互いにつまらない事であるから
半七捕物帳:37 松茸 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)