“消費”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せうひ33.3%
しょうひ22.2%
つかい22.2%
つか11.1%
つひえ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すなはこれ實行じつかうせんとすれば現在げんざい國民こくみん消費せうひ相當さうたう程度ていど節約せつやくせしむるよりほかにないのである。くしてはじめ冗費じようひせつ無駄むだはぶかしむることが出來できるのである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
このよるいくまん燭光しょっこう消費しょうひする都会とかいあかるいよる光景こうけいなどは、この土地とち人々ひとびとのほとんどそのはなしいても理解りかいすることのできないことであったのです。
火を点ず (新字新仮名) / 小川未明(著)
始めはあの新説で世間をッと云わせて虚名きょめいを博しよう位のところだったらしいが、いよいよというときには事務室の金庫から彼が消費つかいこんだ大金おおがね穴埋あなうめに、『赤外線男』を利用したわけだった。
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
半歳近く病褥とこに就いたり、起きたりしてうつら/\日を送っているうちに、持合せの金は大方消費つかってしまった。遠く外国にいては金より他に頼みはない。
緑衣の女 (新字新仮名) / 松本泰(著)