“しょうひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小婢28.6%
消費28.6%
少婢14.3%
松皮14.3%
湘妃14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初め小婢しょうひのわが帰るを見るや御新造ごしんぞ様は御風呂めして九時頃お出掛になりやがて何処いずこよりとも知らず電話にて今夜はおそくなる故帰らぬよし申越されぬと告げけるが、その折にはわれさまでは驚かず
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
自分もそうそういっしょにはおられないので帰京ききょうすると、花前はなまえはそのまま一年半もその家におった。あっただけのざいをことごとく消費しょうひして、ただ帰京の汽車賃きしゃちんで安藤の家に帰ってきた。
(新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
少婢しょうひの名を聞けばとうといふ。
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
人間の取り扱が俄然豹変がぜんひょうへんしたので、いくらゆくても人力を利用する事は出来ん。だから第二の方法によって松皮しょうひ摩擦法まさつほうをやるよりほかに分別はない。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
湘妃しょうひを弾け」
嬌娜 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)