トップ
>
小婢
ふりがな文庫
“小婢”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こおんな
58.3%
こをんな
8.3%
こども
8.3%
しょうひ
8.3%
ちび
8.3%
じょちゅう
4.2%
おちょぼ
4.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こおんな
(逆引き)
路次の奥から美しい
女轎
(
おんなかご
)
がぞろと出て来た。お供は
小婢
(
こおんな
)
の
迎児
(
げいじ
)
と、
舅
(
しゅうと
)
の
潘
(
はん
)
爺
(
じい
)
さんとで、二人とも
清々
(
すがすが
)
した
外出姿
(
よそゆきすがた
)
、常ではない。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
小婢(こおんな)の例文をもっと
(14作品)
見る
こをんな
(逆引き)
乍
(
たちま
)
ちはたはたと
跫音
(
あしおと
)
長く廊下に
曳
(
ひ
)
いて、先のにはあらぬ
小婢
(
こをんな
)
の
夕餉
(
ゆふげ
)
を運び
来
(
きた
)
れるに引添ひて、
其処
(
そこ
)
に出でたる宿の
主
(
あるじ
)
は
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
小婢(こをんな)の例文をもっと
(2作品)
見る
こども
(逆引き)
なにしろこの通りの
赤児
(
ねんねえ
)
でございますから、いいえ、ご
前
(
ぜん
)
、
赤児
(
ねんねえ
)
ではございますけれど、大丈夫ですよ。三つの年からわたくしが娘のようにして育てた
小婢
(
こども
)
でございますから、よろしいように。
山県有朋の靴
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
小婢(こども)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
しょうひ
(逆引き)
今弟の
語
(
ことば
)
を聞いて、
小婢
(
しょうひ
)
の失踪したのと、土穴に
腥羶
(
せいせん
)
の気があるのとの間に、何等かの関係があるように思った。そして同班の卒数人と共に、
鍤
(
すき
)
を持って咸宜観に突入して、穴の底を掘った。
魚玄機
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
小婢(しょうひ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ちび
(逆引き)
枕頭
(
まくらもと
)
の火鉢の上の鐵瓶の口から、さかんに立昇る湯氣を見てゐるところに、こまつちやくれの下宿の
小婢
(
ちび
)
が、來客のある事を告げに來た。
貝殻追放:013 先生の忠告
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
小婢(ちび)の例文をもっと
(2作品)
見る
じょちゅう
(逆引き)
許宣は心当りはなかったが、
好奇
(
ものずき
)
に門口へ出てみた。門口には
彼
(
か
)
の白娘子と青い上衣を着た
小婢
(
じょちゅう
)
が立っていた。許宣は驚きと
怒
(
いかり
)
がいっしょになって出た。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
小婢(じょちゅう)の例文をもっと
(1作品)
見る
おちょぼ
(逆引き)
その家の入口に立って
訪
(
おとな
)
うと、今度はいつもとちがった
小婢
(
おちょぼ
)
が取次ぎに出て、一遍奥に引き返したが、すぐまた出て来て、丁寧に
霜凍る宵
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
小婢(おちょぼ)の例文をもっと
(1作品)
見る
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
婢
漢検1級
部首:⼥
11画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父
検索の候補
小下婢
“小婢”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
松本泰
ヴィクトル・ユゴー
矢田津世子
近松秋江
徳冨蘆花
水上滝太郎
ロマン・ロラン
佐々木味津三
林不忘