“潘”の読み方と例文
読み方割合
はん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「や、潘(はん)のおじいさんですか。退屈よりも、義兄(にい)さんや義姉(ねえ)さんに、余りよくしていただくので、なんともはや相すまなくて」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
張鴻業(ちょうこうぎょう)という人が秦淮(しんわい)へ行って、潘(はん)なにがしの家に寄寓していた。その房(へや)は河に面したところにあった。
路次の奥から美しい女轎(おんなかご)がぞろと出て来た。お供は小婢(こおんな)の迎児(げいじ)と、舅(しゅうと)の潘(はん)爺(じい)さんとで、二人とも清々(すがすが)した外出姿(よそゆきすがた)、常ではない。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)