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『最後の胡弓弾き』
ふりがな文庫
『
最後の胡弓弾き
(
さいごのこきゅうひき
)
』
旧の正月が近くなると、竹藪の多いこの小さな村で、毎晩鼓の音と胡弓のすすりなくような声が聞えた。百姓の中で鼓と胡弓のうまい者が稽古をするのであった。 そしていよいよ旧正月がやって来ると、その人たちは二人ずつ組になり、一人は鼓を、も一人は胡弓を …
著者
新美南吉
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「哈爾賓日日新聞」1939(昭和14)年5月17日~5月27日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約32分(500文字/分)
朗読目安時間
約53分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
下手
(
まず
)
直
(
じき
)
下
(
さが
)
恥
(
はずか
)
冗
(
つま
)
空
(
す
)
勝
(
かち
)
辞
(
ことわ
)
懐
(
なつか
)
汚
(
きた
)
下
(
お
)
交
(
か
)
画
(
か
)
香
(
こう
)
親
(
したし
)
抱
(
かか
)
溜
(
たまり
)
力
(
りき
)
汚
(
きたな
)
降
(
お
)
撚
(
ひね
)
和
(
やわら
)
早
(
はよ
)
家
(
や
)
喰
(
た
)
来
(
こ
)
跳
(
と
)
多
(
た
)
大病
(
おおや
)
踵
(
くびす
)
時分
(
ときわ
)
或
(
あ
)
父
(
とっ
)
駈
(
かけ
)
今日
(
きょう
)
照
(
てら
)
他
(
た
)
煌
(
きらめ
)
仰向
(
あおむけ
)
位
(
くらい
)
点
(
とも
)
怖
(
こわ
)
怒
(
いか
)
頂
(
いただ
)
音
(
おと
)
傍
(
かたわら
)
直
(
すぐ
)
兵衛
(
べえ
)
解
(
わか
)
訊
(
たず
)
掌
(
て
)
古物
(
ふるもの
)
門附
(
かどづ
)
吊
(
つる
)
向
(
むか
)
門構
(
もんがま
)
咳
(
せ
)
錆
(
さ
)
銭
(
あし
)
果
(
はた
)
金
(
きん
)
素気
(
すげ
)
遣
(
つか
)
外
(
そと
)
通
(
かよ
)
嫁入
(
よめい
)
逆
(
さから
)
退
(
ひ
)
好
(
よ
)
明日
(
あした
)
躊躇
(
ためら
)
竹藪
(
たけやぶ
)
虎
(
とら
)
藉
(
か
)
藁積
(
わらぐま
)
蔭
(
かげ
)
草鞋
(
わらじ
)
芽出
(
めで
)
膝
(
ひざ
)
胡弓
(
こきゅう
)
聾
(
つんぼ
)
聴手
(
ききて
)
老
(
ふ
)
翻
(
ひるがえ
)
群
(
むれ
)
痩
(
や
)
眩
(
まぶ
)
益々
(
ますます
)
皿
(
さら
)
白髪
(
しらが
)
癪
(
しゃく
)
癒
(
なお
)
癇癪
(
かんしゃく
)
由
(
よし
)
法被
(
はっぴ
)
猫
(
ねこ
)
田圃
(
たんぼ
)
眼
(
め
)
由太
(
よした
)
留守
(
るす
)