夜がまだ明けきらぬ、ほの暗い木々の様を形容して「寐起」といったのは、気の利き過ぎた憾はあるが、或感じを現し得て妙である。
“憾(憾(瀧廉太郎))”の解説
『憾』(うらみ/ドイツ語:Bedauernswerth)は、1903年に瀧廉太郎が作曲したピアノ曲。死の数ヶ月前という中ピアノ演奏技術として極端な進展はないものの、文明開化の中で西洋器楽音楽を取り入れようとする創意がある。全音楽譜出版社の『全音ピアノピース』で発売されているが、出版譜と自筆譜には差異が指摘されており、ミューズテック音楽出版から「メヌエット」と共に校訂版が出版されている。
日本人のピアノ独奏作品としては最も古いものの一つ。『荒城の月』をはじめとする歌曲が作品のほとんどを占める作曲者であるが、器楽曲を日本に導入しようという強い意思が、早すぎる晩年に現れている。
(出典:Wikipedia)
日本人のピアノ独奏作品としては最も古いものの一つ。『荒城の月』をはじめとする歌曲が作品のほとんどを占める作曲者であるが、器楽曲を日本に導入しようという強い意思が、早すぎる晩年に現れている。
(出典:Wikipedia)