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『心の鬼』
ふりがな文庫
『
心の鬼
(
こころのおに
)
』
五百機立てて綾錦、織りてはおろす西陣の糸屋町といふに、親の代より仲買商手広く営みて、富有の名遠近にかくれなき近江屋といふがあり。主人は庄太郎とて三十五六の男盛り、色こそは京男にありがちの蒼白過ぎたる方にあれ、眼鼻立ちも尋常に、都合能く配置さ …
著者
清水紫琴
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文芸倶楽部」1897(明治30)年1月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約38分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
上
(
か
)
執拗
(
しふね
)
童
(
わらんべ
)
喧
(
さかし
)
寂然
(
ひつそ
)
尋常
(
ひととほり
)
答
(
い
)
衣装
(
いでたち
)
嫉妬
(
りんき
)
容子
(
かほ
)
暖
(
ぬく
)
翌朝
(
あす
)
情
(
こころ
)
嫁付
(
とつ
)
燻
(
くゆ
)
斗
(
はか
)
臍
(
はら
)
前刻
(
せんこく
)
恥辱
(
はぢ
)
小言
(
つぶや
)
不正
(
いが
)
傍
(
わき
)
御飯
(
ごぜん
)
堪
(
こら
)
喧
(
かまびす
)
啗
(
くは
)
前触
(
まへぶれ
)
僻
(
くせ
)
焼
(
た
)
顎
(
あぎと
)
暴
(
あら
)
麁
(
そ
)
閾
(
しきゐ
)
素因
(
もと
)
打擲
(
ちやうちやく
)
憾
(
うらみ
)
蒟蒻
(
こんにやく
)
吝嗇
(
けち
)
店
(
たな
)
床几
(
しやうぎ
)
寡
(
すく
)
別品
(
べつぴん
)
賺
(
すか
)
取捌
(
とりさば
)
翠
(
みどり
)
肩後
(
うしろ
)
背後
(
うしろ
)
腮
(
あご
)
効験
(
ききめ
)
自惚
(
うぬぼ
)
冷笑
(
あざわら
)
詞
(
ことば
)
認
(
したた
)
一日
(
あるひ
)
遁
(
のが
)
遑
(
いとま
)
遠近
(
おちこち
)
以来
(
このかた
)
面
(
おもて
)
主人
(
あるじ
)
饒
(
ゆた
)
彷徨
(
さまよ
)
欝
(
ふさ
)
弁
(
わきま
)
廉
(
かど
)
庫
(
くら
)
憾
(
うら
)
扣
(
ひか
)
搆
(
かま
)
擡
(
もた
)
昼餉
(
ひるげ
)
容易
(
たやす
)
容子
(
ようす
)
叱言
(
こごと
)
歩行
(
ある
)
安価
(
やす
)
女子
(
おなご
)
疾
(
と
)
盗賊
(
どろぼう
)
直
(
す
)
直接
(
じか
)
稚
(
おさな
)
吐
(
つ
)