“目星”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めぼし51.4%
めぼ45.7%
めぼしい2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
H氏が東上して井上侯を訪問する場合には、いつも鴻池の埃臭い土蔵から一つ二つ目星めぼし骨董物こつとうものを持参する事を忘れなかつた。
『もうたくさんだ。いくら目星めぼしいからって洗いざらい持って行かれるものじゃあない。自動車も待っておるんだ。さあ端艇ボートに乗ろうよ』
水晶の栓 (新字新仮名) / モーリス・ルブラン(著)
「ハハア。空知太は何処等を御撰定か知らんが、最早もう目星めぼしいところは無いやうですよ。」
空知川の岸辺 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)