“壕”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほり59.5%
ごう35.7%
がう2.4%
ぼり2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さくを建てほりをほる人たちが行ったりきたりしているし、そのあいだを騎馬の武士が走ってゆくかと思うと、列をつくった兵たちが
伝四郎兄妹 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
ところが、敵が正攻法による包囲を選んで、最初の平行ごう開鑿かいさくするのを見ると、その識者連が大喜びに喜んで、安心したという話です。
つつ向けてがうに押しむ鉄兜眼には堪ふるか待つある時を
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
下にカラぼりを掘りめぐらす。そして土は内部へ掻き上げてゆく。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)