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外壕
ふりがな文庫
“外壕”の読み方と例文
読み方
割合
そとぼり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そとぼり
(逆引き)
場末ではあるけれども、富山で
賑
(
にぎや
)
かなのは
総曲輪
(
そうがわ
)
という、大手先。城の
外壕
(
そとぼり
)
が残った
水溜
(
みずたまり
)
があって、片側町に
小商賈
(
こあきゅうど
)
が軒を並べ、壕に沿っては昼夜交代に
露店
(
ほしみせ
)
を出す。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
そこは岡崎城下の
外壕
(
そとぼり
)
をさらに北へぬけ出た郊外に在り、なだらかな丘や雑木林が広びろと続き、
芒
(
すすき
)
の生茂った草原の間にささやかな野川の流れなどのある、
鄙
(
ひな
)
びた閑寂な地であった。
晩秋
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
一、
外壕
(
そとぼり
)
埋立とその耕作制度。
半之助祝言
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
外壕(そとぼり)の例文をもっと
(3作品)
見る
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
壕
漢検準1級
部首:⼟
17画
“外”で始まる語句
外
外套
外面
外道
外出
外見
外国
外部
外聞
外濠
“外壕”のふりがなが多い著者
山本周五郎
泉鏡花