“掩壕”の読み方と例文
読み方割合
えんごう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空襲警報になると路上、窓、屋上、銀座からあらゆる人の姿が消え、屋上の高射砲陣地すらも掩壕えんごうに隠れて人影はなく、ただ天地に露出する人の姿は日映屋上の十名程の一団のみであった。
堕落論 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)