“掩護”の読み方と例文
読み方割合
えんご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、土居先生の巧妙な監視に掩護えんごされつつ、あやか夫人は居室を忍びでて階下へ降り、内海さんをメッタ刺しに刺し殺して帰られた。
不連続殺人事件 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
むしろ、かくまう者にも、潜伏する者にも、気づよい掩護えんごを思わせているかも知れないのだ。清盛は、次第に、足が弾んでいた。
しばらくすると、急いで操縦された二個の砲は、角面堡かくめんほうに向かって正面から火蓋ひぶたを切った。戦列歩兵や郊外国民兵らの銃火も、砲兵を掩護えんごした。