“幇助”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほうじょ76.9%
たすけ7.7%
てつだ7.7%
ほうじよ7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それで医術がもっともっと進歩すると、精神のけがでもこれら天然の妙機を人工的に幇助ほうじょすることによって楽に治療できるようになるかもしれない。
鎖骨 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
わが興邦おきくにはなほ乳臭ちのか机心つくえごころ失せず。かつ武芸を好める本性なればかか幇助たすけになるべくもあらず。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
それ以外に何時いつかは俗吏の圏内を脱して自由の天地に翺翔こうしょうしようとするかねての志望が幇助てつだっていた。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
寛輔 堺北糸町医師、西村の姉婿、西村の逃亡を幇助ほうじよす 捕はる
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)