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『鎖骨』
ふりがな文庫
『
鎖骨
(
さこつ
)
』
子供が階段から落ちてけがをした。右の眉骨を打ったと見えて眼瞼がまんじゅうのようにふくれ上がった。それだけかと思っていたが吐きけのあるのが気になった。医者が来て見ると、どうも右肩の鎖骨が折れているらしいというので驚いて整形外科のT博士に診ても …
著者
寺田寅彦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「工業大学蔵前新聞」1933(昭和8)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約10分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
眼瞼
(
がんけん
)
眉骨
(
びこつ
)
麻痺
(
まひ
)
風邪
(
かぜ
)
診
(
み
)
蒲団
(
ふとん
)
脊柱
(
せきちゅう
)
脈搏
(
みゃくはく
)
肋骨
(
ろっこつ
)
素人
(
しろうと
)
天佑
(
てんゆう
)
相撲
(
すもう
)
痙攣
(
けいれん
)
猫
(
ねこ
)
涙腺
(
るいせん
)
昂進
(
こうしん
)
方杖
(
ほうづえ
)
挫折
(
ざせつ
)
幇助
(
ほうじょ
)
宅
(
うち
)