“脊柱”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せきちゅう70.0%
せきちう10.0%
せすぢ10.0%
せばしら10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
国境の山の線を、のろいにみちたひとみがじっと振り仰いだ、もうその辺りの中国山脈の脊柱せきちゅうは灰色の夕雲に、まだらになって黒ずんでいた。
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
槍の突きしは脊柱せきちうの至上の局部、——彼の頸、 465
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
元来ストーリーにはすべて、プロットが大切であるが、探偵小説ディテクティブストーリーにおいては、筋がわけても作品の脊柱せばしらとなる。
作家としての小酒井博士 (新字新仮名) / 平林初之輔(著)