“せきちゅう”の漢字の書き方と例文
語句割合
脊柱100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頭は西洋かぶとのような形をし、胸及び腹のひれは、赤児の腕の先に羽がついたような怪異な恰好かっこうになっている。更に著しい特徴は、脊柱せきちゅうがずっと尾鰭おびれの真中をつき抜けて伸び出ていることである。
しかしその眼玉は人間のように二個ではなくて、三個であった。その三個の眼玉の間隔かんかくはたいへん離れていて脊柱せきちゅう(もし有るならば)を中心として約百二十度ずつ開いた角度のところに嵌まっていた。
地球盗難 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そうして危険になったら脊柱せきちゅうに針を刺して水を取ったりいろいろのことをしなければならないそうである。
鎖骨 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)