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天佑
ふりがな文庫
“天佑”の読み方と例文
読み方
割合
てんゆう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てんゆう
(逆引き)
「さしもの司馬懿も、まんまと自己の智に負けた。もし十五万の彼の兵が城に入ってきたら、一
琴
(
きん
)
の力何かせん。
天佑
(
てんゆう
)
、天佑」
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「うん、大したことでは無い」彼は
遂
(
つい
)
に口を開いた。「
唯
(
ただ
)
、
天佑
(
てんゆう
)
というものが今度の場合にも、お
互
(
たがい
)
に必要なのだ。いずれ判るだろうがね」
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
入れて置いた紙の箱は
潰
(
つぶ
)
れ、
上包
(
うわづつみ
)
は
煤
(
すす
)
け破れて、見る影もありませんが、中の物は無事なので、
天佑
(
てんゆう
)
とはこのこととばかりに
嬉
(
うれ
)
しく思いました。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
天佑(てんゆう)の例文をもっと
(27作品)
見る
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
佑
漢検準1級
部首:⼈
7画
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