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『堕落論』
ふりがな文庫
『
堕落論
(
だらくろん
)
』
半年のうちに世相は変った。醜の御楯といでたつ我は。大君のへにこそ死なめかへりみはせじ。若者達は花と散ったが、同じ彼等が生き残って闇屋となる。ももとせの命ねがはじいつの日か御楯とゆかん君とちぎりて。けなげな心情で男を送った女達も半年の月日のう …
著者
坂口安吾
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「新潮 第四十三巻第四号」1946(昭和21)年4月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約26分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
醜
(
しこ
)
見
(
まみ
)
古
(
いにしえ
)
脆弱
(
ぜいじゃく
)
曠野
(
こうや
)
泡沫
(
ほうまつ
)
淪落
(
りんらく
)
清楚
(
せいそ
)
灸
(
きゅう
)
炸裂
(
さくれつ
)
爽
(
さわ
)
老獪
(
ろうかい
)
聚楽
(
じゅらく
)
肝胆
(
かんたん
)
拘
(
かかわ
)
蓋
(
ふた
)
蜿蜓
(
えんえん
)
跫音
(
あしおと
)
轡
(
くつわ
)
釈迦
(
しゃか
)
闇屋
(
やみや
)
麹町
(
こうじまち
)
就
(
つ
)
之
(
これ
)
亢奮
(
こうふん
)
亦
(
また
)
位牌
(
いはい
)
余燼
(
よじん
)
凡庸
(
ぼんよう
)
劇
(
はげ
)
堕
(
お
)
姪
(
めい
)
尚
(
なお
)
掩壕
(
えんごう
)
希
(
ねが
)
御楯
(
みたて
)
忽
(
たちま
)
愉
(
たの
)
憑
(
つ
)
戦
(
おのの
)
折角
(
せっかく
)
担
(
かつ
)
一途
(
いちず
)