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淪落
ふりがな文庫
“淪落”の読み方と例文
読み方
割合
りんらく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りんらく
(逆引き)
のみならず、日本は北支那より退却し、
退嬰自屈
(
たいえいじくつ
)
の政策の下に、国運の日に
淪落
(
りんらく
)
に傾くことを如何ともなし能わざるに至るであろう。
武装せる市街
(新字新仮名)
/
黒島伝治
(著)
これを如何ともするに
由
(
よし
)
なく、ただ空しく、遠方から
淪落
(
りんらく
)
の痴漢の暗き行末を、あわれみの眼もて見送るより外に、せん
術
(
すべ
)
がないのである。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
フランス映画「居酒屋」でも
淪落
(
りんらく
)
の女が親切な男に救われて一│
皿
(
さら
)
の
粥
(
かゆ
)
をすすって眠った後にはじめて長い間かれていた涙を流す場面がある。
自由画稿
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
淪落(りんらく)の例文をもっと
(18作品)
見る
“淪落”の意味
《名詞》
淪落(りんらく)
落ちぶれること。
堕落すること。
(出典:Wiktionary)
淪
漢検1級
部首:⽔
11画
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“淪”で始まる語句
淪
淪胥
淪謝
淪陥区
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