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掩蓋
ふりがな文庫
“掩蓋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
えんがい
83.3%
おおい
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんがい
(逆引き)
戦時中、防空壕の
掩蓋
(
えんがい
)
になっていた
吉良
(
きら
)
の雑倉の小屋根に風穴があくと、係長と刑事が後先になって地下室へ入って行った。
我が家の楽園
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
その
掩蓋
(
えんがい
)
から、一人の将校が、首から上を出して、人造人間部隊を指揮しているらしいのが見えたが、多分それがハンスなのであろうと思った。
人造人間の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
掩蓋(えんがい)の例文をもっと
(5作品)
見る
おおい
(逆引き)
車に乗っているのは六十あまりの老女と十七、八の若い娘と六、七歳の男の
児
(
こ
)
の三人で、他に四十位で頬に大きな
痣
(
あざ
)
のある男が長い
鞭
(
むち
)
を
執
(
と
)
っていた。車には
掩蓋
(
おおい
)
がないので、人は皆
湿
(
ぬ
)
れていた。
二階から
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
掩蓋(おおい)の例文をもっと
(1作品)
見る
“掩蓋”の意味
《名詞》
掩 蓋(えんがい)
対象物を覆い被せる蓋。
塹壕のこと。
(出典:Wiktionary)
掩
漢検準1級
部首:⼿
11画
蓋
常用漢字
中学
部首:⾋
13画
“掩”で始まる語句
掩
掩護
掩蔽
掩護物
掩隠
掩蔽物
掩撃
掩映
掩殺
掩々
“掩蓋”のふりがなが多い著者
海野十三
久生十蘭
岡本綺堂