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掩蓋
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えんがい
ふりがな文庫
“
掩蓋
(
えんがい
)” の例文
戦時中、防空壕の
掩蓋
(
えんがい
)
になっていた
吉良
(
きら
)
の雑倉の小屋根に風穴があくと、係長と刑事が後先になって地下室へ入って行った。
我が家の楽園
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
その
掩蓋
(
えんがい
)
から、一人の将校が、首から上を出して、人造人間部隊を指揮しているらしいのが見えたが、多分それがハンスなのであろうと思った。
人造人間の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
秘密砲塔を隠している仮装
掩蓋
(
えんがい
)
は、しばしば電気の力をかりて、取外されたり、また取付けられた。
浮かぶ飛行島
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
掩蓋
(
えんがい
)
兼防水扉は、直ちに、閉った。そして深度計の指針は、もう右へ傾き出した。
地球要塞
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
黄いろい幽霊は、おかしさにたえられないという風に、大笑いをしたが、軍曹が、うしろをふりかえってみると、機銃のお尻のところが、
掩蓋
(
えんがい
)
固定の締め金具の間に、うまく
挟
(
はさ
)
まれていたのである。
地底戦車の怪人
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“掩蓋”の意味
《名詞》
掩 蓋(えんがい)
対象物を覆い被せる蓋。
塹壕のこと。
(出典:Wiktionary)
掩
漢検準1級
部首:⼿
11画
蓋
常用漢字
中学
部首:⾋
13画
“掩”で始まる語句
掩
掩護
掩蔽
掩護物
掩隠
掩蔽物
掩撃
掩映
掩殺
掩々