“子弟”の読み方と例文
読み方割合
してい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宗助そうすけ相當さうたう資産しさんのある東京とうきやうものゝ子弟していとして、彼等かれら共通きようつう派出はで嗜好しかう學生がくせい時代じだいには遠慮ゑんりよなくたしたをとこである。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
君ならでは人にして人に非ずとうたはれし一門の公達きんだち宗徒むねとの人々は言ふもさらなり、華冑攝籙くわちゆうせつろく子弟していの、苟も武門の蔭を覆ひに當世の榮華に誇らんずるやから
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
何分此校の生徒の大多數が農家の子弟していであるので、時間の正確を守らうとすれば、勢い始業時間迄に生徒の集りかねる恐れがあるから、といふ事であるが、實際は
雲は天才である (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)