“しさん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
資産37.5%
賜餐37.5%
子産12.5%
子賛6.3%
私産6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れが實際問題じつさいもんだいになると、土地とち状態じやうたい風土ふうど關係くわんけい住者ぢうしや身分みぶん境遇きやうぐう趣味しゆみ性癖せいへき資産しさん家族かぞく職業しよくげふその種々雜多しゆ/″\ざつた素因そいん混亂こんらんしてたがひあい交渉かうせうするので
建築の本義 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
それからは賜餐しさんうたげが張られるのである。持ち物を始末して叔母といっしょに席を出た。はぎのお廊下は往来する人で混雑し、中ノ口へ出るまでは叔母とはぐれそうになったこともある。
合歓木の蔭 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
子産しさんは、為政家の守るべき四つの道をよく守つている人だ。彼は先ず第一に身を持すること恭謙である。第二に上に仕えて敬慎である。第三に人民に対して慈恵を
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
西村は「子譲初欲自書栄公事、顧命予其撰」と云つてゐる。西村維祺は或は驥蝱きばう日記の西村子賛しさんではなからうか。此篇は霞亭の世系を説くこと、墓誌に比すればやゝ詳である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
実業を一纏ひとまとめに纏めて攻撃のまととなし、反動的に太古の仙人生活を主張したり、あるいは私産しさん破壊はかいして共同主義を唱えたりしやすくなり、またかくのごとくする者は、いかにも精神的なる人物
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)