子産しさん)” の例文
『左伝』に、子産しさんの言、「人生始化日魄、既生魄、陽曰魂。」(人、生まれてはじめて化するを魄といい、すでに魄を生ず。陽に魂という)
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
子産しさんは、為政家の守るべき四つの道をよく守つている人だ。彼は先ず第一に身を持すること恭謙である。第二に上に仕えて敬慎である。第三に人民に対して慈恵を
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
𨜟ていの国では、外交文書を作製するには、裨諶ひじんが草稿をつくり、世叔せいしゅくがその内容を検討し、外交官の子羽しうがその文章に筆を入れ、更に東里とうり子産しさんがそれに最後の磨きをかけている。」
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)