“ベッド”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
寝台63.9%
寝床23.0%
床4.9%
寝室3.3%
寢床1.6%
寢臺1.6%
臥床1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……といったような事を喘(あえ)ぎ喘ぎ云いながら水夫長は、寝台(ベッド)の上に引っくり返って、ブランデーをガブガブと喇叭(らっぱ)飲みにしていた。
幽霊と推進機 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
余は白い寝床(ベッド)の上に寝ては、自分と病院と来(きた)るべき春とをかくのごとくいっしょに結びつける運命の酔興(すいきょう)さ加減を懇(ねんご)ろに商量(しょうりょう)した。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
床(ベッド)の上に掛けた、自分の肖像——あの先の夫の巽九八郎が描いた裸体の半身像が、いとも和やかに妙子の苦悶を見下して居ると言った、不思議な日が続いて行きました。
写真というのは、関谷文三郎が短刀を振り上げて、寝室(ベッド)の上の女を刺そうとして居るところが映って居るのでした。
身代りの花嫁 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
で、私は腕に抱き上げて、寢床(ベッド)へ連れて行つた。紳士たちや貴婦人たちが寢室へ行かないうちに、もう一時近くになつてゐた。
その次には蜜蝋(みつらふ)と油と布を澤山使つて前のやうに光る迄磨(みが)くこと。三番目には椅子も卓子(テエブル)も寢床(ベッド)も敷物も、數學的正確さで並べて了ふこと。
私は蝋燭を消して寢臺(ベッド)に横になつたけれど、あの並木路で彼が歩みを止めて、そして、運命が彼の前に現れて、ソーンフィールドで
けれども、運よく寢臺(ベッド)の布や木に火の移らないうちにお目覺めになつて、一生懸命水差(みづさし)の水で火をお消しになつたのでございます。
何と……手に剃刀(かみそり)を持たせながら、臥床(ベッド)に跪(ひざまず)いて、その胸に額を埋めて、ひしと縋(すが)って、潸然(さんぜん)として泣きながら、微笑(ほほえ)みながら、身も世も忘れて愚に返ったように、だらしなく
売色鴨南蛮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)