寢臺しんだい)” の例文
新字:寝台
極端きよくたんにたとへれば、天鵞絨びろうど寢臺しんだいたてにして、男女ふたりところを、廣告びら持歩行もちあるいたと大差たいさはない。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
藥水やくすゐ飮干のみほすとやがて眩暈げんうんしたる思入おもひいれにて、寢臺しんだいうへとばりうちたふむ。
もの三階建さんがいだての立派りつぱなもので、その一番下いちばんした部屋へやにはスエーデンの各地方かくちほう農家のうか状態じようたいをそのまゝこゝへうつしてあつて、寢臺しんだいだとか爐邊ろへん模樣もようなどが地方々々ちほう/\べつ區別くべつしてならべてあるのです。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)