“ふうか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
富家63.6%
風化27.3%
富豪9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長庵と改めてあさからばんまであては無れどいそがぶり歩行あるき廻りければ相應に病家びやうかも出來たるにぞ長庵今は己れ名醫めいいにでも成し心にて辯舌べんぜつ奸計かんけいを以て富家ふうかより金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ここの太鼓もずいぶん久しい年代をているらしい。びょうの一粒一粒が赤くびているのでもわかる。四方の太柱ふとばしらでさえ風化ふうかして、老人の筋骨のように、あらあらと木目のすじが露出ろしゅつしている。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
二枚かさ唐繻子たうじゆす丸帶まるおびをしどけなくむす白縮緬しろちりめん長繻袢ながじゆばんを着せし姿すがた天晴あつぱれ富豪ふうか後家ごけと見えければ重四郎亦々また/\惡心あくしんを生じ幸い後家と有からは何卒どうぞれて暫時しばらく足休あしやすめに致したしと思ひ夫より言葉を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)