“永日”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えいじつ50.0%
ながび50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし今日こんにち無拠処よんどころなき差支さしつかえがあって出られぬ、いずれ永日えいじつ御面晤ごめんごを期すという端書はがきがあったので、やっと安心して、これなら心置きなく首がくくれる嬉しいと思った。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
春の永日ながびがようやく入り日の刻になるころ、春鶯囀しゅんおうてんの舞がおもしろく舞われた。
源氏物語:08 花宴 (新字新仮名) / 紫式部(著)