“御下知”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おげぢ50.0%
ごげち50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆるさて申談ずる樣は天一坊樣此度このたび御城代の御面會ごめんくわいも相濟たれば近々江戸表よりの御下知おげぢ次第江府かうふへ御下り有て將軍へ御對顏ごたいがん相濟あひすまば西の御丸へなほられたまふに相違なし依て兩人より金三百兩づつ御用金ごようきん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
しかるところ、異国船神奈川沖かながわおきへ乗り入れ候おもむき、御老中ごろうじゅう御屋敷へ注進あり。右につき、夜分急に御登城にて、それぞれ御下知ごげち仰せ付けられ、七日夜までに出陣の面々は左の通り。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)