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ごめんくわい
仕方がないから、
猶三四
回書面で
徃復を
重ねて
見たが、
結果はいつも
同じ
事で、
版行で
押した
樣に
何れ
御面會の
節を
繰り
返して
來る
丈であつた。
許し
扨申談ずる樣は天一坊樣
此度御城代の
御面會も相濟たれば近々江戸表よりの
御下知次第
江府へ御下り有て將軍へ
御對顏相濟ば西の御丸へ
直られ
給に相違なし依て兩人より金三百兩づつ
御用金を
宗助は
此返事に
對して
少なからず
不滿を
感じたには
感じたが、
同じ
書信の
中に、
委細は
何れ
御面會の
節云々とあつたので、すぐにも
東京へ
行きたい
樣な
氣がして、
實は
斯う/\だがと