“照会”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうかい33.3%
せうくわい33.3%
といあわせ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
江州——琵琶湖東びわことうの地、山美しく水清く、松茸が沢山たくさんに出て、京奈良に近い——大に心動いて、早速郷里に照会しょうかいしてもらったが、一向に返事が来ぬ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
税関附ぜいくわんづき官吏くわんりて、大蔵省おほくらしやうから桑港税関長さうかうぜいくわんちやうてた書面しよめんうつしれる。ると、一周会員しうくわいいん荷物にもつ東京駐剳大使とうきやうちうさつたいし照会せうくわいがあつたので、一々検査けんさくはふるにおよばぬとの内訓ないくんである。
検疫と荷物検査 (新字旧仮名) / 杉村楚人冠(著)
そして時々想い出したように、会員名簿のようなものを繰ったり、照会といあわせの端書に返辞を書いたり、会費の集まり高を算盤そろばんはじいたりしていた。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)