“しょうかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
紹介73.8%
哨戒16.7%
鍾会2.4%
勝会2.4%
小解2.4%
照会2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、かれらの名前をきき、それを名簿とてらしあわせて、到着とうちゃくのしるしをつけおわると、すぐかれらに朝倉夫人を紹介しょうかいした。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
哨戒しょうかい(見張)の駆逐艦がうろうろしているが、まだ気がつかないようである。
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)
剣閣のけんに拠って、鍾会しょうかい対峙たいじしていた姜維きょういも、成都の開城を伝え聞き、また勅命に接して、魏軍に屈伏するのやむなきにいたった。
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼はついに長く屈辱的武人たるに忍びきれず、後また、魏の鍾会しょうかいに反抗して、たちまちその手に捕えられ、妻子一族とともに、首をねられた。
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
枕山みずからも後年『安政文雅人名録』の序をつくる時「余年十九、五山詩仏諸老ノ間ニ周旋シ早ク微名ヲ得タリ。勝会しょうかいアルゴトニ必末班まっぱんニ列ス。」
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
『宝船』第一巻第二号の召波しょうは句集小解しょうかいを読みて心づきし事一つ二つ
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
江州——琵琶湖東びわことうの地、山美しく水清く、松茸が沢山たくさんに出て、京奈良に近い——大に心動いて、早速郷里に照会しょうかいしてもらったが、一向に返事が来ぬ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)