“ひきあは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
引合66.7%
紹介25.0%
引會8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒繻子くろじゆすえりのかゝつたしま小袖こそでに、ちつとすきれのあるばかり、空色そらいろきぬのおなじえりのかゝつた筒袖こひぐちを、おびえないくらゐ引合ひきあはせて、ほつそりとました。
雪霊記事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
後藤君は私を其男に紹介ひきあはせた。私は、その男が所謂「秘密の相談」に関係があるのか、無いのか、一寸判断に困つた。
札幌 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
御奉行所へ御呼出しになり文右衞門へ引會ひきあはされしところ其節そのせつ折惡をりあしく私しが御當地に居合せざれば文右衞門が金子の出所しゆつしよあきらかならず因つて今に入牢じゆらうなし居る由實に親分大變が出來たるなりと云ば私しの親切しんせつかへつあだとなりおんある人に難儀なんぎ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)