“かいふう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
海風69.2%
開封23.1%
快風7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いまとほからず橄欖島かんらんたうのほとりで櫻木大佐さくらぎたいさ對面たいめんし、それより本艦ほんかん」と櫻木大佐さくらぎたいさ電光艇でんくわうていとが舳艫じくろあひならんで颯々さつ/\たる海風かいふう帝國軍艦旗ていこくぐんかんきひるがへしつゝやが
「まさか開封かいふうして見たんではないだろうな。」
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
快風かいふう一陣! かれを狂喜きょうきせしめた便たよりは天の一かくからきた。クロの足にむすびつけられた伊那丸いなまる血書けっしょの文字、竹童ちくどうがもたらしてきた果心居士かしんこじの手紙。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)