“血書”の読み方と例文
読み方割合
けっしょ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
快風かいふう一陣! かれを狂喜きょうきせしめた便たよりは天の一かくからきた。クロの足にむすびつけられた伊那丸いなまる血書けっしょの文字、竹童ちくどうがもたらしてきた果心居士かしんこじの手紙。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
開いてみると血書けっしょでもって「パチノ墓穴を征服」としたためてあったことを知らせた。
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)