“うみかぜ”の漢字の書き方と例文
語句割合
海風100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
海風うみかぜは北より吹きてはや寒しシナイの山には照りながら
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
海風うみかぜでしめった甲板の上を大股で歩きながら、エステル夫人が、男のようなしっかりした声で、こういう。薄いもやのなかで、朝日がのぼりかけようとしている。
キャラコさん:05 鴎 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
海風うみかぜがいつもよりも強く海岸に吹きつけていることがわかった。