“みむね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御胸33.3%
三棟29.2%
聖旨16.7%
御旨12.5%
御意4.2%
4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
思ひたまへ御胸みむねの島にかて足らずされどなれぬながされびとを
舞姫 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
この路を去る十二三町、停車場よりの海岸に、石垣高く松をめぐらし、廊下でつないで三棟みむねに分けた、門には新築の長屋があって、手車の車夫の控える身上しんしょう
悪獣篇 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
彼女に聖力みちからを注ぎて、なんぢ聖旨みむねを地に成さしめ給へ、篠田はを転じて表のかたに出でぬ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
神様はわしの恨みをもっともに思召、わしの味方をしていらっしゃるのだ。わしは神の御旨みむねに従って、悪人共に天罰を与える使命を担っているのだ。
白髪鬼 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
われの目的めあて御意みむねをば
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
「すべての事は神のみむねりてまねかれたる神を愛する者のためにことごとく働きて益をなすを我らは知れり」(ロマ書八の二十八)とのパウロの言は、すなわちキリスト者の実験である。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)